コラム 2020.05.26

専門医のおスミ付き! 自宅でできる小・中学生野球選手の基礎トレ

夏を目前にして、いまだに新型コロナウィルス感染拡大を防止の為、学校の休校はもちろん、部活動やクラブ活動も休止状態が続いている地域もあることでしょう。小学校・中学生の育ち盛りの子どもたちが思い切り体を動かす機会や仲間とのスポーツコミュニケーションが激減していることはたいへん残念なことです。しかし、今だからこそできることもあります。それは、ケガや障害を防ぐための体作り。

「運動器の健康・日本協会」では、成長期のスポーツ障害予防を目的として様々な活動を行っています。中でも全国の小・中学生野球選手の実態調査行い、それに基づくスポーツ障害を防ぐための提言をしてきました。

そして今回、スポーツ障害を熟知する整形外科のドクターや理学療法士らが「家でできる基礎トレ」を紹介してくれました。内容は野球少年のためにお家できる、練習・試合再開までの基礎トレーニング「ストレッチ9」と「体幹トレーニング」の2種類。20〜30分でできる内容になっています。このトレーニングを習慣にすれば、必ず、スポーツ障害を予防する体作りに役立ちます。以下の注意点に気をつけて、習慣づけてみてください。

●トレーニングを行う際の注意点4つ
・トレーニングを行う際の注意点体調が悪い時、体のどこかに痛みがある時、無理のない範囲で行いましょう。
・トレーニングの前・中・後と、こまめに水分補給しましょう。
・トレーニングの前後には手洗い、うがいをしましょう。
・十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけましょう。

トレーニング開始は以下をクリックしてください。

1. 野球選手のためのストレッチング「ストレッチ9α」

2. 野球選手のための「体幹トレーニング9」

作成・公益財団法人 運動器の健康・日本協会 成長期のスポーツ障害予防啓発委員会

(稲垣克記担当理事 渡邊幹彦委員長 坂本雅昭  吉井智晴 小林敦郎)

モデル

「ストレッチ9」宇賀大祐(上武呼吸器科内科病院)

「体感トレーニング9」宮下春紀(順天堂大学医学部附属静岡病院)

 

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