膝痛の中高年にオススメ!超高性能「中敷き」をオーダーメイドしたらウォーキングもジョグもすこぶる快適!
コロナ禍でテレワークが普及した結果、わかりやすく運動不足に陥った人は多いと思います。今年44歳の筆者もその一人です。
出退勤がないため、起床後、歯磨き・洗顔を済ませて朝食をとると、そのまま部屋でパソコンのモニタとにらめっこ。ZOOM会議や原稿作成などをこなすうちに昼ごはん、そして気づけばもう夕方。夕食を経て、夜になります。みるみる増える体重。際限なく膨れゆく腹。当たり前です。一日、数歩しか歩いてないのに酒は控えず、食欲も昔のままなんですから。
そんなわけで、4月頃にさすがに「これはいかん!」と一念発起して走ることにしました。幸いなことにランニングシューズは持っていました。数年前に週に2度ほど、近所をジョギングしていた時期に買ったものです。その習慣を復活させるべく、さっそく3キロほど走ってみました。
いざ走ってみると、疲れはするものの、やっぱり体を動かして汗をかくのは気持ちがいいもの。「やっぱり人間、運動しないとダメだよな」などと今までの自分を棚に上げ、悦に入っていたのですが……。
ところが、3回目のジョギングの最中、右膝が急に痛くなり、その日は走るのを断念せざるを得ませんでした。体重が重くなったから、膝に負担がかかったのだろう、と思いました。で、2週間後、膝の痛みが消えたので再び走ってみたら、やはり右膝に痛みが出たのに加え、左のふくらはぎが肉離れに。ほうほうの体で帰宅したわけです。
こんな状態じゃとても走れないな、と悩んでいた矢先、知り合いに、マラソンが趣味のカメラマンがいるのを思い出しました。今年52歳の人ですが、今もフルマラソンを走り続けています。しかし数年前、確か膝痛で苦しんでいる時期もあったはず。彼なら、きっと解決策を知っているに違いない! というわけで、藁にもすがる思いで電話したわけです。
状況を伝えると、「いつも右膝1カ所だけが痛くなるってのは、体のバランスが崩れてるからかもね」とカメラマン氏。筆者の記憶通り、膝の痛みが出て走れなくなった時期があったそうです。「どうやって解決したんすか?」と聞いてみたら、「中敷き」と即答。
筆者「中敷きって、シューズの底に入れるインソールのことですか?」
カメラ氏「そうだよ」
筆者「え、たったそれだけで!?」
カメラ氏「うん。嘘みたいだけどこれ大マジだから」
なんでも、町田にある『足道楽』という店でシューズの中敷きを作って以来、膝痛が消えたんだそう。ホントかいな。
「一人ひとりの足型をとって作るオーダーメイドの中敷きなんだけど、足の歪みを矯正して、体全体のバランスを整えてくれるのよ。すると、膝痛もそうだけど、不調が起きにくくなるわけ」とカメラマン氏。
この時は正直、半信半疑でしたが、調べてみると、『足道楽』は町田の本店以外に、関東中心に何店舗か店を構えているようです。しかも、あのラグビー日本代表のリーチ・マイケルもここでインソールを作っていることが判明。
いずれにしても、走れない状態のままは嫌だったので、運動器の健康を標榜する本サイトの取材を兼ねて、筆者の家から一番近い南阿佐ヶ谷店に行ってみることにしました。
結果から言うと、これが大正解。膝痛がなくなって走れるようになったのはもちろん、姿勢もよくなり、日常的な歩行も疲れにくく快適に。では、実際にどういうふうにその中敷きができるのか、ご紹介していきましょう。