腰痛持ち必見！　鳥取県の白ねぎ生産者の腰痛を劇的に改善した「腰ラクラク白ねぎ体操」とは？

　鳥取県といえば日本海で穫れるベニズワイガニやクロマグロが有名だが、一方で農業が盛んなエリアでもあり、生産量日本一を誇る二十世紀梨をはじめ、らっきょうやスイカなど、さまざまな大地の恵みを全国に供給している。

　中でも、鳥取で古くから栽培されているのが白ねぎ。これはいまや年間販売額43億円を越える一大産業となっている。特に太くてとろけるように柔らかく、甘みが強い在来種の白ねぎ「伯州美人」は、鳥取県を代表するブランド白ねぎだ。

　この鳥取の特産品をめぐり、今、面白い試みが話題を呼んでいる。それは、就農者たちの身体的負荷軽減・改善のため、鳥取大学医学部が監修した「腰ラクラク白ねぎ体操」なるストレッチ法である。鳥取県の公式YouTubeなどで公開され、県内のみならず、農作業を行う人たち、はたまた腰痛で悩む人たちの間で注目されているのだ。

　この「腰ラクラク白ねぎ体操」は、一体どういう体操で、どういう経緯で誕生したのか。プロジェクトメンバーの一人である鳥取大学医学部の講師・谷島伸二さんにお話を伺った。