「認定スクールトレーナー制度」が内閣府から認定される!
公益財団法人運動器の健康・日本協会では、2024年度から「認定スクールトレーナー制度」を開始します。なお、この制度が、2024年2月20日に、内閣府公益認定等委委員会から新たな公益目的事業として認定されました。そこで、協会の理事長・松本守雄よりご報告いたします。
当協会(公益財団法人運動器の健康・日本協会)がかねてから準備を進めてきました「認定スクールトレーナー制度」が、本年(2024年)2月20日付で内閣府公益認定等委委員会から新たな公益目的事業として認定されました。
認定を受けたのは、理学療法士を対象にした「児童生徒等の運動器の健康増進と健全な成長・発達に寄与する担い手の育成」を目的とする事業です。
運動器医療の高度な学術的知識と臨床技法を有する専門家としての理学療法士(国家医療資格)が、学校医等医師との緊密な連携の下に、学校保健の現場に参画・協力することにより、児童生徒等の運動器の健康増進と健全な成長・発達に寄与することを目指します。
当協会では、公益社団法人日本理学療法士協会の協力の下、この「認定スクールトレーナー」資格を有する理学療法士が全国各地で活躍できる仕組みづくりに取り組んでまいります。文部科学省が推進している「コミュニティ・スクール事業」やスポーツ庁の外部人材活用事業などで、「チーム学校」の一員として貢献できることを願っております。
関係の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
「認定スクールトレーナー」第1回養成講習会について
当協会では、「認定スクールトレーナー」の資格を付与するため、制度委員会など4つの専門委員会を設け、基礎研修40単位を設定、養成講習会(10単位、対面式2日間)とeラーニングによる基礎研修(30単位)に加え、資格認定試験を実施して「認定スクールトレーナー」の資格を付与する養成講習会を実施します。この養成講習会は、当面毎年1回実施します。
第1回養成講習会は、理学療法士の資格を有する方を対象に、2024年8月3日(土)、4日(日)の2日間、東京都内で実施予定です。なお受講の公募要領は2024年4月1日(月)に当協会のHPでお知らせします。
定員は120名で、47都道府県理学療法士会推薦枠以外の一般公募は、73名です。多数の希望が寄せられると思われますので、一般枠の受講の申し込み期間を4月8日(月)から10日(水)までと限っています。受講ご希望の理学療法士は、ご留意ください。
2024年「認定スクールトレーナー制度」第1回養成講習会 実施概要
期日:2024年8月3日(土)、4(日)
場所:東京都内
定員:120名
・推薦枠:計47名(47都道府県理学療法士会からの推薦各1名)
・一般公募枠:計76名(47都道府県各1名を抽選+その他26名を抽選※)
※その他26名については、日本理学療法士協会の会員数の多い都道府県から順にもう1名ずつ抽選します)
一般公募受講枠の申込期間:4月8日(月)〜10日(水)
一般公募受講資格発表:4月16日(火)15時までに本人に通知します
※公募の詳細内容については4月1日に改めてHPで公開いたします。